kirin3tanのブログ

心のふたを開いてみた

母の日

母の日だから電話してみた。

 

昔から母は、私の話に興味を持って耳を傾ける事は無かったが、結婚して家を出てからは私の近況や、子供達について興味を示すようになった。

 

子供の頃は、父や、私の姉について愚痴る事が多かった。

私が話かけると、「ふうん・・・ふうん・・」と気のない相槌をうち目が死んでいる。

しかし急に眼がらんらんとして近所の噂話をしてきたり、父や姉の愚痴を一方的に話をすることが多かった母。

 

離れてからも電話の話題は姉についての愚痴が多い。(父、他界)

 

その母が、父が亡くなった後ぐらいに「お父さんも私も最初の子(姉)がとにかくかわいくて、干渉しすぎてしまった。あんた(私)にはほとんど関心が無かった」と正直すぎる告白をしてきた時は驚いたが色々と腑に落ちたものである。

 

今日も電話では姉の事をいろいろ愚痴ってきた。前なら真剣に心配して姉に注意をしようかと悩んだ所であろう。しかし、勝手に2人でやってくれればいいのである。

 

母ももう年をとった。姉はもう大人である。でも、まだ親子の課題が残っているのなら2人でやってくれればいい。私がそれについて悩むのはバカバカしいのである。